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Office 2016 365で何度サインアウトしても同じアカウントにログインしてしまう

まず最初にOfficeをいったん全て閉じます。Windowsのアカウントの設定にある、「職場または学校にアクセスする」の項目を選択するとサインアウトできないアカウントが登録されているのが確認できるはずなのでこれを削除します。そしたら、再度オフィスを立ち上げてサインアウトを行い、アプリを再起動すると無事削除されます。
Windowsの、ここに登録されているアカウントが一番優先度高く使われてしまうそうです。アプリを削除しても再起動しても変化なし。個人アカウントも持っているので、オフィス上から一回仕事のアカウントをサインアウトして個人アカウントに切り替えても結局仕事アカウントに戻されました。

一時間ぐらいはまった・・・というか、完全にバグのレベルだよね。

参考にしたのはこちら。
https://answers.microsoft.com/en-us/msoffice/forum/msoffice_account-mso_win10/cannot-sign-out-of-office-365-desktop-apps/f89c7f99-a640-4037-9550-4ff426109525?page=2

Thinkpad13って結構いいよ

Thinkpadの中でも最廉価機のThinkpad13。
おそらく自分も自ら選定して買うことはなかったと思うのだけど、2016年に仕事でType-C搭載機種が必要だったので購入。
廉価ということで筐体は天板がプラスティッキー、ヒンジは銀色に塗装(しかもはみ出ていたりして雑)なだけ、電源ボタンは電源LEDがなくてボタンからはるか離れたThinkpadロゴの赤色LEDが光る。と往年のThinkpadを知っていると高級感のなさにはがっかり。といっても2016年あたりはThinkpad X1 Carbonですら天板のピーチスキン加工がなく同じくがっかりだったのだけど。

ところが、実はこれ以外に文句をつけようと思っても、特に思い当たることがないのである。CPUのラインナップはしっかりi3,i5,i7まで用意されているし、メモリはなんと2つともスロットになっているので32GBまで搭載可能(日本の仕様表には16GBとかいてあるけど普通に32GB認識される)。キーボードもしっかりThinkpadな打ち心地。初代X1 Carbon(キーボードの評判は良い)を普段使っていたのだけれど、勝るとも劣らないレベルだ。重さはこの大きさでは重めな1.4Kg(実測は記載の1.44kgより軽い)だけど、実はT470sとか比較しても僅か70gの差なのである。堅牢性にパラメーターを振っているThinkpadシリーズは、少し重めなのでここは妥協できる部分ではないだろうか。
さらに、インターフェイスとしてType-C、USB-Aを3ポート、フルサイズのHDMIを持っている。一点注意が必要なのはほかのシリーズとは違いThunderboltと互換性のあるType-CではないのでPCI-Express接続を要求するグラボの接続などはできない。しかし、そのほかの映像出力やType-C電源を介しての充電はできるので特殊な用途でない限り困ることはないだろう。
ドッキングコネクタもOneLink+を持っているので、拡張性に不足を感じることもない。

スペック的にも結構普通にというか、軽量性を求めて削っていった上位機種と比較してもレガシーは十分、そしてこれから標準化が進むであろうType-Cも搭載、さらにT4x0sもCarbonも出来ない32GBメモリ搭載ができてしまうので劣るどころか少しマシなぐらいではないだろうか。スペックが実はそんなに悪くないということが分かったところで、Thinkpad13の最大の利点、価格である。

2017年モデルで、コスパのいいところでオフィスワークを快適にこなせるレベルで組んでみた。
CPUはi5、メモリは8GB、SSD256GB、液晶はFHDの1920×1080にしてみたところ86,832円と全く10万円に届かないお値段である。ちなみにi7にしても99144円である。これと同じ構成をX1 CarbonとかT4X0sで実現しようとすると、軽く10万円は超えて15万円よりのお値段になってしまう。

というわけで、全然まともにレビューされたページを発売から2年たった今でも見かけないので書いてみました。Thinkpad13意外に使い勝手がいいのです。そして、コスパは最近のThinkpadシリーズとしては最強と言っていいでしょう。コスト的に選択するのも勿論、初めてお試しで触ってキーボードとかトラックポイント、筐体の堅牢性、液晶ヒンジ開閉等の良さに気が付くモデルとしてもお勧めできます。十年以上ThinkPadのTシリーズかXシリーズしか使っていない私がThinkpad13で妥協と思うのは外観だけでした。

LinuxCNC用の3D CAM

自分用にメモです。

旧EMC2、LinuxCNCのツールパスを生成するには、3D CADで起こしたSTLデータをMeshCAMで読み込んで生成させるのが直感的に簡単に操作ができる。
FeedRateは送り速度、PlungeRateは高さ方向の送り。単位がmm/minなのに注意。
ついつい単位をSecで考えてしまう・・・

Windows7 to Windows10 へのアップデート中にapi-ms-win-core-libraryloader-l1-1-1.dllがないとかなんとか

ここ数日、世界中ではまっている人がいるみたいで・・・私もその一人ですが解決策が提示されていたのでシェア。
原因はWin7なのにWin8のdll探しに行っているのが悪いらしく。
MSさん、たのみますよ・・・検証してから出してください。アップデート対象のOSもそんなに多くないんだから。

The program can’t start because api-ms-win-core-libraryloader-l1-1-1.dll is missing from your computer.
Try reinstalling the program to fix this problem.
C:\Windows10Upgrade\wimgapi.dll with the one from C:\Windows\System32\wimgapi.dll

C:\Windows\System32\wimgapi.dllのファイルをC:\Windows10Upgrade\wimgapi.dllに上書きしてあげれば普通にアップデートできました。

Play Musicのデバイス制限の取り消し 2017版

件名の内容ですが、ググってみるとE-mailで問い合わせてみると直してくれるという情報はあるのですが、残念ながら2017年の時点ではE-mailのオプションがなくなっているようです。

日本語で電話という手もあるのですが、年中無休と書いてあった割に土曜日に電話したらやってませんと言われてしまいました。
仕方ないので英語でチャットしてみました。

Google music Helpに飛ぶと下記の画面が出てきます。


ここでMy music won’t syncを選択し・・・

Request a chatを選択します。
そうするとどういう内容で問い合わせるか聞いてくるので、今回はこんな感じにしてみました。

しばらくするとチャットウィンドウで呼びかけてくるので、こんな流れです。

一回だけだよーという、E-mailの時と同じ文言でいつものメッセージと共に無事リセットしてくれました。
メールに比べるとレスポンスが発生するので少しハードル高いですね。

android 6.0であるコマンドで解像度を変更するとスクリーンショットがとれなくなる

androidの解像度変更はある時期からadbコマンドで打ち込むだけでrootがいらなくなりました。これは便利。SIMフリー端末では無理にroot取りに行ってbuild.prepをいじる必要が全くなくなりました。
そのコマンド、一般的にはこれですよね。
例えば、720×1280のディスプレイの場合はadb shellでシェルに入っている状態で
wm size 1080×1920とかうするとHD解像度でもFULL HDスマホと同じ解像度に代わります。情報量の多さ目当てに、xperiaのcompact系持っている人とかには重宝されてると思います。

で、どうも以前はこれで問題なかった気がするのですが、スクリーンショットをとろうとしてもスクリーンショットの保存不可と出てしまいます。
結局、問題の発端はこのコマンドにあったことが判明し、さらに回避策も分かったのでメモしておきます。
ずばり、回避するには解像度を直接変更するのではなく密度のdensityパラメータを変更するのです。
先ほどと同様の結果を出すにはwm density XXXとなります。xperia z3 compactの場合だと標準が320なので情報量を多くするにはDPIを低くする必要があります。
wm density 240
のコマンドで自分的にはちょうどよくなりました。再起動は忘れずに!
ちなみに、もともとのdensityは以下のコマンドで取得できます。
getprop ro.sf.lcd_density

2017年2月現在コスパ最強のdocomo系MVNO対応スマホを考えてみる

最近は周りの普通の人たちもいわゆる「格安SIM」(キャリアのお店でこう呼ばれると、うーんその名前で呼ばれると見下される気がするなあと思ったりする)のMVNO SIMを使う人も増えてきました。
MVNOの黎明期から使っている身としては、そろそろ端末も国内産のものがそろってほしいのになあと思うのですが中々充実しません。まだまだ、キャリアの圧力も強いのでしょうか。
特にDocomo系のスマホはSIM Unlockをしたとしても、そのままではテザリングができない、電波強度からのA-GPS機能が使えないためGPS即位が使えるレベルにない。という二つの問題を抱えてしまいます。
ただ、山を登る身としてはDocomoから逃げることもできず、何とか解決をしたいものです。また、携帯一つで走りに出ることも多いのでおサイフケータイもあるといいなあと思ってしまいます。
さらに言えば、重さは130gを割るぐらいがいいなと・・・登山に関連して防水機能も外せません。
いままでも、Zenfone2を持ってみたり、Zuk Z2を持ってみたり、スペック重視で手を出してきました。特にZ2などは気に入っていましたがバンドの問題があったり、おサイフケータイ使えなかったり、防水なかったりで
結局いろいろと煩わしく、結論としては国産でよいものを探そうということになりました。

そんな条件でいくつか検討をしてみました。

で、一つの解決策はいわゆるSIM Free端末の購入をすることです。
例えば国内で昨年度に出ているものだとFujituのArrows M03

Sharpのsh-M03もしくはsh-M04(下の写真は M03)

あたりがあります。というか、国産に絞るとこれしかありません。国外を視野に入れるとスペック充実の子もたくさんいるのですが、今回はおサイフケータイもという条件を付けているので外します。
この中で最も軽量なのはsh-M03で120gです。正直これでいいじゃんと思います。ただ、ベースモデルが2015年の冬モデルだけあって仕様が少々古くてSnapDragon808という・・・これでお値段5万円ですと言われると、
いくらメモリが3GBとはいえ、おなじCPU積んだNexus5Xの新品が2万円ぐらいの時代に、エンジニア的には対価に合わないなあと思ってしまうのです。

Arrows M03はCPUがSnapDragon400系列であまりにも非力な割にこちらも3万円台前半、
で、最後に残ったsh m03はSnapDragon430の世代が新しいCPUを積んでいるので、価格が3万円程度ということを考えれば、139gであることを除けばほぼ決定していました。

ただ、この後もう少し良いものを見つけてしまいます。
というのが、Xperia Z3 compactの交換品です。ちょうど二年前ぐらいに発売されて、相当な数が売れたらしく今現在もヤフオクなどで外装交換、新品同様が2万5000円ほどで流通しているようです。
また、スペック的にも129gと軽量、SnapDragon801とそれなり(808より少し劣る程度)で、サイズも4.6インチ画面なのもあって持ち歩きやすく、当然キャリア品なのでおサイフケータイもあり
今回の検討の中ではコストパフォーマンスがよく検討課題をすべて満たしてくれるスペックでした。

http://www.sonymobile.co.jp/xperia/docomo/so-02g/

ただ、一番初めに書いた通りいくつかキャリアの縛りがあるので、そのあたりは検討余地があり、結果的には回避できることが判明したためZ3 Compactを当面の相棒として活用することになりました。
とはいえ、回避の手順はパソコンにそこそこ慣れていて、いろいろといじる覚悟がある人向けです。
回避方法などについては次の投稿に記載しようかと思います。

ebayのbuyers protectionの有効期限は切れてしまっていたけれど、Paypalが救ってくれた話

件名の通りのお話で、一行で終わってしまうことでもあるのですが、同じようなことがあった人にも救いがあればよいかと、事の顛末を記録しておきます。

まず、最初に落札したものがあまりよくなかったのですが、キャンプ用のテントで明らかに安く通常200$ぐらいのものを80$ぐらいで落札しました。
今思えばこれは甘々だったのですが、当時はfrom Chinaだし製造元だから横貫してごにょごにょみたいなことでも起きてるんだろうなーぐらいで。

落札直後に、発送は申し訳ないけど1月後だからーと不穏なメールがebayのシステム上でなく直アドレスに届きました。この時点で、あっもうダメそうだからBuyers protectionでrefundしてもらおう。
と思ったものの、その後二か月ほど忙しくebayのページを開くことすらしておらず、当然商品の発送連絡もなければ届くこともありませんした。で、いろいろ落ち着いてはっと思いだしたときはすでに手遅れで到着予定日よりも30日経過しているという、ebayは何もしてあげないよモードに・・・落札相手も当然のように、このユーザーは存在していませんとなってしまっています。この状況で掲示板で連絡を取ったところで返信あるわけがない・・・これは泣き寝入りかなあと思っていたところ、そういえばPayPal払いしたし、あっちは120日の猶予があったはず!と思い直しPaypalにログイン後各支払いの左下からレポートできることを知ります。

で、ここからレポートをしようとしたら、結局こちらも最初は販売者とコンタクトを取ってくださいに誘導されますがpaypal主導のもとでクレームを挙げられます。ただ、ebayでクレームを出したままだとシステムエラーとかで途中で最初からやり直してくださいになってしまいループしつづけさせられたのと、私の場合はebay側でのクレームを取り消しても状況が変わらなかったので直接メールでebayにお願いしました。日本語で全然大丈夫です。外人ネームで返信は来ますが、自然な日本語で丁寧に返信が来ました。
で、結局ebay内部からクレームを挙げてくれて、10日間販売側とコンタクトが取れなければ返金しますとなり、本日無事返金処理をしますという形になりました。

なので、ebay側でだめでもpaypal側で保証されるかもしれないというお話でした。同じような状況に陥ってる方は支払い後120日以内であれば可能性があるのでめげずに頑張ってください。

ちなみにですが、国内のヤフオクとかの保証はebay/paypalと比べても本当に何もしてくれないですね。保証するという内容も制限が異様にたくさんあって結局対象にならなかったという話もよく見かけます。これまでは日本という国だから成り立っていたと思いますが、国外からの利用者が増えていく場合には、このままでいられないはずなんですがどうなるのでしょう。ebay等に結局は持っていかれないように頑張ってもらいたいところです。

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン (2016)

国内でも屈指の大会に数えられる野辺山のウルトラマラソンに参加してきました。もともと走るよりも登山のほうが多いので、今回はゴールデンウィークは5泊の縦走に負け、週末は1泊テント登山の誘惑負け、ほぼ練習せずで参加となってしまいました。練習らしい練習は大会一月前の40kmと三日前の20kmぐらい・・・

もともと、すごく厳しい大会だ!ということは聞いていたので「や、やばすぎるな・・・」という心の覚悟だけは十分にあったと思います。

大会前日は朝九時頃に新宿をスタートして二時には受付に到着。すでにたくさん人がいて、特にお店で購入するには20分ぐらい待つような列に並ばないとならないような状態でしたので、必須品は先に購入してから来た方が良さそうですね。

受付会場
受付会場

受付が終わったらそのまま大会が用意してくれた長者の森のバンガローへ。その途中で夕飯用のBBQの食材を買い込みます。野菜が安すぎて恐ろしいです。長者の森は屋内BBQスペースがあるので、そこで仲間たちと楽しく夕飯にしました。前夜祭もあるのですが、宿から会場への移動時間が長く、午前2時起きが確定していたので今回はあきらめました。

バンガローに移動し、さくっと準備して8時には寝る体制に。結局十二時くらいには起きてしまって、目を閉じているだけでしたが。相部屋なのでいびきに耐えられない私は耳栓必須です。

予定通り二時起き、三時宿出発、三時半過ぎに会場についたのですが、すでに一番近い駐車場は満杯、かなり遠いところに駐車してバスに乗って移動になりました。会場に着いたらいつものように荷物を預けて、スタートラインに並びます。スタート三十分前でもすでに結構いますね。トイレは当然のように長蛇の列です。

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では・・・スタートです。

スタートして10kmぐらいは、ロードで、平坦で本当に普通のマラソンです。美しい山々を横に長めながらのランになります。途中踏切などもありますが、5:30/kmぐらいで走っていれば引っかかることもなく走ることができるそうで、事実そうでした。

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10kmを超えると突如、足下が砂利になります。それも、こぶし大の石まで転がっている結構いやな道です。ここで、みんなペースが落ちて詰まるので人口密度が上がるので足下見えない上に足場が悪いという最悪のコンディションです。最初は1900mまで登らないといけないことがわかっていたので、とりあえず歩かないことだけ目標に頑張りました。なんとか、止まらずに1908mに到着。つらい・・・つらすぎる。まだ20kmなのに、もう50kmは走った気分だ。IMG_20160522_065800 (Large)

さて、ここから一気に400mぐらい下ります。一旦下りの途中で砂利道が終わります。そして、そのあとは地味に足に来る小山が二回。最初の大山超えたからって油断してはいけません。この二つを超えて初めて本格的に下ることになります。また、一回砂利道なくなりましたが、途中で復活するのでこれまた注意です。覚悟があるのとないのとでは精神的ダメージに差が・・・

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これは最初の山からの下りの写真ですね。砂利道が終わった直後くらいかな。相変わらずの美しい景色を長めながらの走りになりますが、足はすでにだいぶ痛い・・・

小山二回目の途中で35km地点、温泉付きエイドになります。この大会三カ所温泉に入る場所があるのですが完湯した人(でも71kmリタイア・・・おいっ)によると一番最初の温泉が一番良いそうです。疲れも癒えすぎて入りすぎたとのこと(笑)

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自分は入ってる余裕はなさそうだったのでひたすらお汁粉食べて出発しました。このエイドまでは、なるべく登りは走り続けましたが、ここからの登りはついに歩いてしまいました。
峠を越えると、本大会最長の下りに入ります。時間はすでに十時を越えていて、外気温はどんどん上がり、日差しも強くなっていきます。エイドのたびに頭から水かぶってました。

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やっとフルマラソン終了。この少し前が、デポできるエイドでした。

 

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下りに下ってついた先が、50kmぐらいの小学校のおそば屋さんじゃなくてエイドです。美味しいおそばを何度もおかわりして、ここから少し登り基調になるので気合いを入れ直します。

54kmあたりから折り返しのあるコースを通ります。右側を颯爽と早い人たちが駆け抜けます。10kmぐらいの差までであれば被るので仲間に会っておーいと呼びかけあえる場所です。これはこれでうれしい。けど、微妙に走れる坂のせいでこれまた辛い(笑)

 

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折り返す59km地点では少し大きめのエイドがあります。しばらく登り基調でしたがここから5kmほどはすこし下る感じに変わります。すこしね。。。この折り返し帰り道も仲間にたくさん会えるので楽しいです!

で、二番目に大変な馬越峠に突入します。ここは自分の周りは歩いている人が多く、少し走るだけでごぼう抜き状態でした。70km近く走ってきてこの坂は・・・

必死に登り続け、ついに頂上に着いたときはもう足がぼろぼろ・・・でもなく。どうも登山で一日中縦走を続けていたのが効いたらしく、ここに来て周りをがんがん抜くようになりました。抜かれる対抜くだと1:20ぐらいの感じ。

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馬越が終わったので、後はがーっと下って少し登るだけ!下るのはすこぶる楽しい。
6分切れるぐらいのペースで10km近く走れるなんていつのころだったか・・・あっ十時間前か

ちなみに、自分はそうでもなかったんですが、ここの下りはさんざん使った足をいつまでたってもつかないエイドまで走る(ここのエイド間隔は一際長い)ので、結構しんどかったという人が多かったです。

 

辛すぎて写真がありませんが、90kmからが最後の地獄です。市街地を抜けて、平坦が終わってしまい最後の登りに突入します。早速、坂が始まり今残ってる足では走れません・・・2kmぐらいは歩いてしまいました。そこからしばらくは緩やかな上り下りなので気合いと根性で走ります。ここも歩いている人が多く走ると抜くことができるので少しモチベーションも上がります。が、遮るものが何もない中で容赦なく太陽が照りつけるのでどんどん体力が奪われていきます。

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あと4kmまできました。目の前に見える坂を登ってさえしまえば、もう大変な坂はありません。頑張ります!

残り3kmではゴールの放送の音が聞こえてきますが、3kmの看板は偽物ではありません。ここから迂回して走らないといけないのです。前情報で聞いていたのでぬか喜びしないで、走り続けます。沿道の応援がすごくうれしい時間帯です。

 

そして・・・・無事ゴールすることができました!

記録的には12時間10分ぐらいでさぼりんしてた割には上出来すぎでした。特に後半でやたらと抜けたのは、やはり縦走で12時間とかを20kg越の荷物でこなしていたのが効いたのかなと思います。それと、今回というか毎回なんですが、常に水分をとらないと倒れる人なので2Lのハイドレをもって走っていました。一番暑い中盤はエイドの間隔が5kmぐらいで30分おきにしか水分補給ができないため、自分にはハイドレなしでは耐えられなかったと思います。暑すぎるときに、定期的に水分が取れるようにしておくのも野辺山ウルトラの攻略には必要かなと思いました。大きめザックでバシャバシャ言いながら走っていたので、周りが声かけてくれるのも利点かも(笑)

 

ウルトラマラソンとして見たときに、野辺山は非常に楽しいしエイドも充実していると思います。恐らく、ある程度の采配が各エイドに任されているらしく、それぞれが個性があって、こんなのがあるんだと思うようなものもあってうれしかったですね。結局どこも入れませんでしたが温泉があるのも特徴的だと思います。

国内で最も厳しいとまで言われることもある野辺山ウルトラですが、他のウルトラにはない楽しさと厳しさと達成感があり参加することができて、すごく良かったと思っています。運営の方々、ありがとうございました!

 

最後に、パンフレットの高低表だと少し甘めに出ているので実際にGPSでとったグラフを載せておきます。これが真実の姿です。小さい上り下りも覚悟できるのではと思います。

 

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